川崎病から約1年後の検診内容と、再発の可能性を疑う目安

      2017/06/19

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2015年8月に娘が川崎病を発症してから約1年。久しぶりの検診に行ってきました。

川崎病は再発する場合、発症してから1年の間に起こることが多い」と聞きますが、娘は順調に何事もなく過ごすことができました。感謝。

 

さて、久しぶりの検診ですが、内容は以下の3つでした。

【発症から1年後の検診内容】

  • 心電図
  • 胸の聴診
  • 心臓エコー

 

3つとも異常なし。心臓エコーでは、2015年8月の時には一時的に肥大した冠動脈も、今は通常サイズのまま。

「次は1年後に検診ですね」

ということで、意外にあっさり終わった検診ですが、最近気になっていたことがあったので聞いてきました。

 

●私の質問
「1週間に39度の高熱が3日続いて、唇が赤くなったんです。結局は風邪だったと思うのですが、川崎病の再発はどこまで条件が揃った時に考えればいいでしょうか?」

(ポイント1)1週間前に39度の熱が3日間。唇が赤い。
(ポイント2)前回は川崎病不全型で、川崎病の特徴が3つ(熱、リンパ腺の腫れ、目の充血)しか出ず、冠動脈が太くなってきたのをエコーで確認して、最終的に川崎病と診断された。

 

●医師の回答
「熱と唇、それにあと1つ何か特徴が出たら、すぐに私に連絡してください。前回が不全型でも、次には全く違う症状が出るかもしれません。」

 

ということで、よく考えればそうなんですけど、特徴が3つ揃ったら即連絡。ということでした。

 

川崎病の主症状についてはこちら↓↓

本症は、主として 4 歳以下の乳幼児に好発する原因不明の疾患で、その症候は以下の主要症状と参考条項 とに分けられる。

A 主要症状

1.5 日以上続く発熱(ただし、治療により 5 日未満で解熱した場合も含む)
2.両側眼球結膜の充血
3.口唇、口腔所見:口唇の紅潮、いちご舌、口腔咽頭粘膜のびまん性発赤
4.不定形発疹
5.四肢末端の変化:
(急性期)手足の硬性浮腫、掌蹠ないしは指趾先端の紅斑
(回復期)指先からの膜様落屑
6.急性期における非化膿性頸部リンパ節腫脹

6つの主要症状のうち5つ以上の症状を伴うものを本症とする。 ただし、上記6主要症状のうち、4つの症状しか認められなくても、経過中に断層心エコー法もしくは、 心血管造影法で、冠動脈瘤(いわゆる拡大を含む)が確認され、他の疾患が除外されれば本症とする。

 

川崎病診断の手引き/日本川崎病学会

 

ここには、4つの症状でも川崎病と認められる場合がある。とありますが、私の娘の場合症状は3つでした。この3つの症状ゆえに、なかなか川崎病と診断がつけられず、医師が困っていたのが印象的です。

川崎病不全型と分かるまで(2)入院しても直ぐには診断できない難しさ
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ここで気をつけたいのは、病院によっては、熱やリンパ腺の腫れ、唇が赤い、くらいだとお医者さんによっては点滴を打っておしまい。ということがある、という事です。最近あったのですが、高熱が出て毎日4日間点滴だけで帰宅をさせられた子どもさんの親が、このままでいいのかと心配して総合病院に連れていったら、実は川崎病で即入院した。という話がありました(知人のケース)。

川崎病はすぐには分からない病気です。症状も時間とともに少しずつ出てきたり、全部揃わなかったりと人によって様々です。医師も忙しいなか、多くの子どもを見ています。でもやっぱり、医師(小さなクリニックなど)によっては他院(総合病院)を紹介したがらない人も結構います。なぜなら、総合病院がかかりつけになって戻ってこない場合があるから。だそうです(知り合いの医師情報)。

 

ですので、やっぱり信頼できるお医者さんを見つけておくことが何より大切!!!だと思います。私は今の掛かりつけ医を見つけるまでちょっと苦労(迷走?)しました。その経緯をまとめた記事もあるので、時間ある方は覗いてみてください。

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【まとめ:再発を疑う目安】

・川崎病の6つの症状のうち、3つが当てはまる時。すぐに主治医に相談する。

 

ついでに、5才の娘自身は普段の生活にもう制限が全くないので、自分が川崎病にかかったこともイマイチ覚えていないようです。周囲の心配とは裏腹に、「去年の夏に入院したの、楽しかったねー!!」と楽しい思い出になっていました。

入院した10日間の思い出は、高熱とかリンパの腫れとか苦しかったことは記憶から薄れ、毎日お母さんと弟と一緒に遊んだこと。大きな窓から外を眺めながら、3食一緒にご飯が食べられたこと。夜も3人で大きな1つのベッドに寝たこと。などなど、いい思い出だけが残っていました。

これはこれで、良かった、、、のかな、、、?

 

 


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