学校は休みだけど、先生たちの頑張りに胸があつくなる話

   

新型コロナウイルスが、中国武漢で発見されたのが2019年12月。
あれから、数ヶ月の間に世界中に広まって、今や世界は大混乱ですね。
日々を自宅で過ごし、最近ニュースも見ていなかった私にとって、以下の数字は驚愕です。

corona-19_news_200429

2020.4.29, wikipediaより

 

死亡者数。21万人。。。

と、それはさておき(おいとけないけど)、
3月2日から急遽、休校になった小学校ですが、あれから3月、4月とお休みが続き、その後5月もお休みになりそうです。

昨日、4月28日(火)に教育委員会からメールがあり「市立小中学校の5月7日(木)以降の登校について。学校へは登校しないこととします。」という事でした。今はまだ日本国内でも感染者数は、数値上は横ばい。数字に出てこない人数を考えると、当分落ち着きそうにないですね。

そんな、学校はいつ始まるんだろう?という状況の中。先生たちや、市の取り組みにちょっと感動したのでご紹介します。

 

Sponsored Link

先生から子どもへ手紙が届いた

うちには2人、小学生がいます。1人は4年生。もう一人は1年生。
2人とも、今年度の担任の先生にあったのは1度きりです。

4年の子が先生に会ったのは、始業式の時。クラス替え&担任発表で、他の学校から異動してきた先生との事で、とりあえず「男の先生だった」としか分からないようでした。

1年の方は、校庭で間隔をあけて並んでの入学式の時。先生が新一年生の前で自己紹介をしたのが初めてでした。
1年生は教室に入ることもなく、そのまま校庭で解散だったので、先生と話すこともなく、こちらもとりあえず、「男の先生だった」というのが分かった程度でした。

あれから1ヶ月。自宅で教材やら何やらしながら過ごしています。もう学校の事も忘れてしまいそうな、そんな時。先生から手紙が届きました。各学年の先生が合同で作成した、見て心温まる手紙です。

それぞれ、以下のような内容でした。

  • 先生の自己紹介(1年にはひらがな。4年は習った漢字で)
  • 最近、先生がしていること
    (料理、映画鑑賞、二重跳び練習など)
  • 子供達への呼びかけ(今は何してるかな。元気?など)
  • プリント(1学期に進めたかった内容に絡んで)
  • 最後に、「会えるのを楽しみにしているよ!」と。

 

各学年、各担任の先生が、それぞれのクラスの子ども達へイラスト付きで書いてくれた手紙に、ちょっと胸が熱くなりました。
(しかもイラストって、黒板にでかでかと描いたメッセージ付きのやつで、各先生すごく上手い!)

そうだよね、先生達、授業の準備もしてくれていただろうし、新しいクラスの子達のために机や椅子の高さも確認して、一人一人の机に名前を貼ったり、棚の準備をしたりと、色々してくれていただろうに、4月のはじめに1時間会っただけで、もう4月は終わってしまうんだな。

と思うと、手紙に書かれているメッセージが、より一層大切に思えたのでした。

 

先生からのラジオが始まった

なんと。ラジオ(市が運営するラジオで放送)が始まりました。時間は平日毎朝8:30-8:40。朝聞けなかった人のために、夕方再放送もあります。

その名も「おはよう!みんなのホームルーム」です。

内容は

  • 体温チェック
  • 役立ち情報(手洗い方法や感染のタイミング など)
  • 先生からのメッセージ(先生おすすめ過ごし方など)

教育委員会の人と、市立小学校の先生で放送。学校は日を変えて順番に出てきます。

自分の学校の〇〇先生からのメッセージ。と分かるので、自分の学校の放送を聞くと、結構楽しいです。

10分間ですが、直接声が聞けるのは、手紙とはまた印象が違って良いですね。

 

学習動画の配信が始まった!

と、ちょっと期待してのぞいてみましたが、、

今はまだ配信が始まったばかりなので、教育委員会の人手作りの動画が2本あるのみですが、、。

うーん、なんとも言えない内容でした。
パワポのアニメーションを駆使しているのは分かりますが、色々まだ課題は山積みです。動画作成、難しいですもんね、、、。

今後に期待です!

 

 - ふと思うこと, 小学校