こどもの不登校:4年目にして今が一番落ち着いています

   

さて。気が付くとあっという間に2024年になってしまいました。みなさまお元気でしょうか。

前回投稿した記事を見てみると、なんと2021年7月でした。
あれから2年が以上が経ち、その間に色々なことがありました。私の気持ちや子どもに対する態度も変わったと思います。
現在、むすめは中学1年生ですが、変わらず学校には行っていません。小4からだから、4年目かな。

前回投稿した2021年は、娘が小学5年生で、学校に行くのをやめて1年たったころ。
担任の先生・支援担当の先生との話し合い、学校の相談員さんとのぶつかり合い、市の心理カウンセラーとの面談、市が運営する不登校支援教室への出席開始など、色々なことを一通りこなして、ひと段落ついたとこでした。

ひと段落ついたー、あー良かった良かったと思っていたも束の間、6年になったら支援教室に行くのをやめ、「やっぱり友達と一緒に遊んだり勉強したい」という目標のもと中学受験をしました(勉強頑張りました)。そして志望校に合格。

で、2か月でやめました。ちゃんと通ったのは1週間。
理由は、校風が合わなかったこと。たぶんこれが一番の理由(説明会と学校体験では分からなかったー!!)。
起立性調節障害になりそもそも通えなくなったこと。ストレスから転換性障害も発症した(全身に力が入らなくて寝たきりになった)ことで、辞めるかどうか悩む娘を説き伏せて、すぐ転校しました。

私立から公立への転校手続きを1週間ですませ、気分新たに公立に通うのをとても楽しみにしていた娘だけれど、体調が追い付かずまたも通えず。現在は5年の時にお世話になった不登校児のための支援教室に通っています。起立性調整障害のため朝どうしても動けないことがあり、遅刻も多いですが、毎日ちゃんと通っていて楽しそうです。

小4から、多くの人が歩むであろう道を歩まず(歩めず)、自分なりの道を模索し続けてきた彼女ですが、今は毎日楽しそうに過ごしています。

一番変わったのは、全体の生活が穏やかになったことです。
私と娘の怒鳴りあいの喧嘩もなくなったことで、弟が怯えることもなくなりました。
姉弟の喧嘩もだいぶマイルドなものになり、笑ってみられる程度になってきました。

多分、必要だったのは、、、

と、ここまで書きながら、一言で言えるものが思いつきません。
結局のところ、本人がやりたいと思うことに本気で取り組んだり、挫折や達成感ふくめて色々経験しながら、自分で納得して進んでいく。ということが必要だったのかも。

娘の場合は、目標が「友達と遊びたい、一緒に勉強したい。」だったので、たまたまその手段として中学受験を選んだけど、スポーツや習い事でも、何かしら目標に向かって取り組むというのは良いのかもしれない。

親ができるのは、その環境を整える手伝いをする。
もしくは、目標を見つける手伝いをする。くらい。
でもこれが大変なんですけどね。。

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