赤ちゃんと飛行機。航空券購入のコツ

      2015/09/23

赤ちゃんと一緒に飛行機に乗る。実家が遠くて帰省は毎回飛行機、という私にとって、赤ちゃんとの飛行機搭乗は特別なイベントではありません。むしろ、飛行機がないと帰省できません!!でも、実家が近い方やあまり遠出をした事がない方にとって、赤ちゃんとの移動、しかも飛行機というのは、結構ハードルを高く感じている方が多いのに気づきました。

 

乳幼児を連れての移動だけでも大変なのに、飛行機なんて、、、と思っている方。実際はそこまで難しいことではありません。もちろん、海外までフライト時間は10時間以上、、、というのであれば別ですが、1〜2時間であれば今まで問題があった事はないです。また、2歳までは無料で搭乗できるので、むしろ今のうちに飛行機に乗らなきゃ!と思ってちょくちょく飛行機で実家に帰省していました。まだ小さいから、、、と旅行に及び腰になっているのであれば、まずはこの記事を読んで考えてみてください。生活の幅が広がれば嬉しいです。

 

ここでは、まずは乳幼児の飛行機チケットを予約する際に知っておくと便利な点をまとめてみます。

 

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いつから料金が発生するか

  • 2歳以下は無料
  • 3歳以上は有料
  • 12歳未満は小児料金

 

基本は上記です。もし2歳以下でもチャイルドシートにどうしても乗せたい、コットに乗せたいとの理由で座席を確保するのであれば、小児料金が必要です。でも、普通はエルゴで抱っこしていたり、膝に抱っこしたりしています。私はまだ子どもが小さい時はエルゴ、2歳くらいのときはお膝抱っこでした。

 

幼児のご予約について

・大人1名につき、幼児1名がお膝の上にお座りいただけます(無償)。
・大人1名につき、幼児は2名まで同伴できます。うち1名はお膝の上にお座りいただき、もう1名は座席の確保(小児運賃などの満3歳から12歳未満のお客様に適用可能な運賃での航空券の購入)が必要です。

ANAホームページより

 

 

 

予約方法の選択

私の予約方法は、大きく分けて2パターンあります。

  1. ツアーで購入
  2. 航空券のみ購入

 

 

ツアーで購入

これは子どもがまだ2歳以下、3歳未満で、大人1人に対し子どもが1人の際に特に有効です。

というのも、ツアー料金は料金設定自体が安いので(というより、私が安いものを選択するため)、子ども料金を設定してない事が多いからです。なので、ツアーによって異なりますが、3歳以上になると、大人と同じ料金が発生すると考えた方がよいです。

 

例えば、このようなツアーを選択します。

例)ツアー内容

  • 羽田〜松山 1泊2日
  • 往復チケットとホテル1泊分のセット
  • オプション2週間まで延泊可能
  • フライト時間選択可能
  • 23,000円(税抜)

 

ここで、必要な日数が9日間だとすると、延泊を8日間申請して、8泊9日にします。ホテルが1泊ついていますが、必要であれば宿泊し、宿泊が不要であれば、泊まりません(ごめんなさい)。でも既に費用に含まれているので、ホテル側にとっては特に問題はないようです。※ホテルの宿泊費を抜くことはできません。

しかし、通常であれば羽田〜松山の飛行機代だけでも片道3万以上する事を考えると、かなりお得な料金になります。

私の場合は大抵帰省にツアーを使用するので、宿泊費はかからず、飛行機チケットだけが必要となります。そのため、帰省にはほとんどツアーを予約していました。

 

ツアー予約のポイント

  • 比較的安く購入できる
  • 小児料金設定がない
  • 料金が時期に大きく左右される(お正月や夏休みなど)
  • 7〜10日前まで購入できる

 

 

航空券のみ購入

この場合、予約のタイミングがとても重要になります。航空券のみ購入する際は、航空会社からの購入と、代理店からの購入の2パターンがあります。が、ここでは航空会社からの購入について。

 

例えばANAの場合

それぞれ、旅割や早割、ネット割があります。早めに搭乗日が確定していれば、高い割引のチケットが購入できますので、早ければ早いだけチケットを安く購入できることが多いです。しかし、小児料金について、下記の注意があります。

 

 

小児運賃

片道運賃の約50%割引相当額でご利用いただけます。

ANAホームページより

 

小児のご予約について

小児の運賃は、指定された運賃(各種割引運賃含む)を小児運賃と比較し、安価な運賃を自動的に適用いたします。

ANAホームページ

 

 

つまり、大人の片道正規料金の半額が小児料金となる。が、旅割や特割の方が小児料金よりも安い場合、大人と同じ料金が請求される。ということです。

 

 

例えば

高知〜松山、55日先のフライトの場合。

  • 普通運賃 3.6万円(小児運賃1.8万円)
  • 旅割55 1.3万円

この場合は、旅割55の方が小児運賃よりも安いので、小児も大人と同じ1.3万円の料金となります。

1.3万×2(復路も同じ金額として)=往復1人2.6万円

 

ここで、ツアー料金との比較をします。ツアー料金が2.3万だとして、滞在日数も9日間の場合、往復2.6万の航空券よりはツアーを選択します。注意点としては、フライトの選択をすると時間によっては追加料金がかかるということです。また、延泊費もかかる場合があります。結果、ツアーも航空券購入も大した金額差にならない事もありますので、後は個人の好みと言えるかもしれません。人数が多いとそれだですぐ合計1万以上の差額になることもありますし、よく調べてみてください。

 

航空券のみ予約のポイント

  • 早めに日付が確定しているとかなり安く購入できる
  • 搭乗日に近くなるとなるだけ、費用が高くなる
  • 滞在期間の制限がないのが強み

 

一方で、航空会社からの購入ではなく、代理店から購入すると、タイミングがあえば比較的安く購入ができます。これはまたのちほど、、、

 

さて、チケット手配が済んだら、座席の指定をしましょう(赤ちゃんと飛行機。座席場所それぞれのメリットとデメリット)。座席指定は、快適な空の旅の前準備として、しておくと心が休まります。

 

 

 

参考情報:
※ここではANAのみ掲載していますが、JALもほぼ同じです。

ANA 運賃一覧ANA お子様のご予約について

 

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赤ちゃんと飛行機。座席場所それぞれのメリットとデメリット

 

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