長期入院・がん治療の子どものお見舞いに~カテーテルケース、キッズケア帽子など

   

マミーズアワーズプロジェクト(mommies hours project)。
この言葉を初めて聞いたのは、実はこのプロジェクトを立ち上げたご本人からのメールがきっかけでした。ここ最近ブログが全く更新できてなく、半ばほったらかし状態だったところへ、見知らぬ人から1通のメールが届きました。

何通がやりとりをする中で、分かってきたのは、、、

  • 子どものお見舞いについて調べていたら、私のサイトがトップで出てきたこと
    ※なんとびっくり!!ありがたいです!!
  • (彼女の)こどもさんが、同じく病気で入院(白血病)したこと
  • 同じように、子ども入院中にサイトを立ち上げた私に共感&ご連絡くださったこと
  • 入院をきっかけに、子ども用カテーテルケースを作り始めたこと
  • 病児用のお見舞い品を扱うお店をはじめたこと

という事でした。なんと!!私は自分の経験から、「貰って嬉しいもの・困ったもの」をまとめた記事を書きましたが、彼女はそもそも自分で製品を作っているのです!!すごい!!しかもそれは、入院している子どもたちが貰うと、本当に心から嬉しいものだろうな、、、という物なのです。

 

 

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「マミーズアワーズプロジェクト」さんの扱っているもの

ちょっと宣伝になってしまいますが(勝手にすみません)。感動したのでここでご紹介します。うちの子どもは幸いにして下記製品を使わない病気でしたが、入院している子どもたちの中には、下記製品があると本当に嬉しいだろうな~、、、とシミジミ思うものばかりです。

中心静脈(CV)カテーテルケース

カテーテルケース

CVカテーテルケース(マミーズアワーズプロジェクト)

やっぱり。一番胸にグッときたのは、これです!!これ。「CVカテーテルケース」。このかわいいキーケースのようなもの。長期療養が必要な子どもは、体の中心、つまり心臓から出ている太い静脈に直接針を刺して点滴をしている場合があります。この場合、点滴をするための細い管(カテーテル)を体に埋めこんでいる状態です。

つまり、胸のあたりからカテーテル(管だけじゃなくて、諸々の部品も)がぶら下がっている状態になります。常に、何をするにも胸にはカテーテルがくっついている、、、。そこで、このケースが登場!!という事です。

使い方や使っているイメージは直接サイトからご確認いただくとして。。。色々な柄があって可愛いです。対象になる子どもさんのお見舞いに行く方、ぜひ見てみてください!

▼CVカテーテルケースキット

 

キッズケア帽子

キッズケア帽子(マミーズアワープロジェクト)

次に、これいいなぁ、、、と思ったのはこの帽子です。

入院している子どもたちの中には、治療によって髪が抜けてしまう人がいますね。これは、そんな子ども達の頭を優しく、しかもオシャレに包むものです。

私の親戚には、がんで亡くなった人がいます。がんで無くとも、病気で髪が抜けた知り合いは何人かいます。でも、子どもでの脱毛は、私にとって身近ではありませんでした。私の子ども達は、喘息、川崎病、熱性けいれん、難聴(滲出性中耳炎)になったものの、見た目に大きな変化はありません。まぁ、脱水でやつれて倒れそう、くらいです。

大人もそうですが、子どもは見た目を気にしますね。未就学児の時から、毎日悩みながら翌日の服を選ぶ娘。服の選び方は適当でも、なんだかんだ言って「これはみんなと違うからイヤ」と、みんなと一緒が落ち着く様子の息子

そんな、実は繊細な面がある子どもが病気になって、髪が抜けたらどんなに心細いでしょう。また生えると思っても、やっぱり気になるのではないでしょうか。

そんな時に、自分の好きな色・柄で、その時の症状にあった帽子があるというのは、とても心強いと思います。色々なデザインがあって、カテーテルケースとセットのバージョンもありました。気になる方は下記画像からどうぞー。

キッズケア帽子(マミーズアワープロジェクト)

 

ついでに、個人的には、これって調理するときの三角巾としても使えるのでは、、、と思ってたりして、、(蛇足)

 

 

その他もろもろ

私がハッとしたこと

今回、マミーズアワーズプロジェクトの方からメールを頂いて、ハッと気づいた事。

有難いことに、「子どものお見舞い、おすすめ&嬉しいもの」は私が思っていた以上に、多くの人に読んで頂けていて、自分でも驚いています。(有難うございます!)

 

こんにちは。2児の母、mosakiです。これまで、娘が急性気管支炎で1回、喘息で1回、川崎病で1回、計3回入院した経験から、子どものお見舞いに貰って嬉しかったものや、困ったものなどをまとめました。ちなみに、私も出産を除いて3回ほど入院経験あります。私の場合は病気ではなく、怪我ですが。。。では、はじめましょー。長いので、必要箇所だけ読み進んでくださいね! お見舞いに行く前に小児病棟のお見舞いは、病院によって、入れる人が「両親と祖父母」に限られている場合があります。また年齢制限(12歳以下はダメとか)があ...

 

ただ、今回メールを頂いて、「ああ、私の記事は狭い範囲の子どもの事しか考えていなかったな、、、」と思いました。基本的に、「子どものお見舞い、おすすめ&嬉しいもの」は私の経験を元に、こんなの貰って嬉しかったよ~!便利だったよ~。でも実はこれは困ったなぁ。という物をまとめています。私の経験がベースなので、だいぶ狭い範囲(喘息、川崎病、出産、怪我)の入院経験から考えた記事な訳です。

確かに、それはそれで便利だと思うのですが、一方で、本当に子どもたちが必要としている物については、書けていなかったかもしれない。と思いました。今回ご紹介したマミーズアワーズプロジェクトが扱っている物は、どちらかというと「必需品」です。あれば嬉しい。というレベルではなくて、あれば「入院生活が変わる」ものです。

ここでは2つしかご紹介していませんが、その他、セミオーダー絵本(主人公の名前を変えられる)やバルーンアレンジ等、色々な製品を扱っています。

マミーズアワーズプロジェクトさんの進捗

マミーズアワーズプロジェクトを立ち上げた石嶋瑞穂さん。実はそれ以外に色々と精力的にご活動なさっています。(2018.5.11現在)

Jアワード 2017年度winner
「闘病中の親子を応援!お見舞いビジネスで病室に笑顔を届けるで賞」
「全国の個性的な女性社長を表彰&応援する「J300アワード」」という賞の2017年度、特別賞受賞。

チャーミングケアラボ「可愛らしさって、ワガママですか?」
子供のアピアランスケア(外見ケア)やメンタルケアの浸透・啓発活動を行うラボを発足。
→小児分野の外見ケアやメンタルケア、保護者のケアなどのケア用品を取り扱う。また、子どもの治療は家族を含めての家族看護になることから、家族看護の在り方について情報収集や座談会などを行い、最終的には小児分野のトータルケアの在り方を考え、ガイドラインを作成する。という事を目指すラボ。

大阪商工信金社会貢献賞の授賞、ソーシャル部門
上記諸々の活動によって、マミーズアワーズプロジェクトが大阪商工信金社会貢献賞という賞を受賞。

今後、病児や障害児向けの服やグッッズ福祉用品などの展示ショールームや、WEB座談会,
サポーター会談の発信などを進めようと考えていらっしゃるそうです。

 

うーん。すごい。。。ぜひ、興味ある方はみてみてください!!どんどん、しかし着実に活動を拡げていらっしゃるので、ちょっと目を離しているとサイト内容も変わっていそうです!

ではでは。今日はこのへんで。

 

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