習い事は必要?不要?続けるコツは?『子どもの習い事ー選び方から生かし方まで』主婦の友社

      2017/08/11

我が子も来年は小学生。そしてふと気が付けば、周りの子は結構習い事に通っていた、、、。なんてこと、よくありそうですね。私はまさに!ふと周りを見ると、公文に行ってる子、サッカーや造形、パソコンやピアノ、水泳に英会話、バレエに習字に演劇!? なーんて、周りの子ども達が色々と習いごとを始めているのに気がついてびっくりしました。

ちなみに、うちの娘は3歳からバイオリンを習い始めましたが、それも本人が絶対やりたい!!ということで始めていて、もし本人がやりたいと言わなかったら、多分何も習ったりしてないんじゃないかな〜と思っています。

でも、こんなに周りがバタバタしてくると、やっぱりちょっと気になりますね。と言う事で、何冊が習いごとについての本を読んでみました。(相変わらず本に頼る私です。でもいいんです。好きだから)

その中で、これはみんなにオススメしたいなーと思った1冊をご紹介します。今回読んだ本はこちら。

 

これです。なんて分かりやすいタイトルでしょう。今回の私の疑問は

  1. 習い事は必要なのか
  2. 習い事の効果はなに?
  3. 続けるコツは

の3つです。細かく考えるともっと気になる点はありますが、まずはこの3つに絞って考えてみようと思います。

 

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1.習いごとは必要なのか

まずはこの点から。多分、誰しもが考えることなのでしょう。早速、しょっぱなの「はじめに」にヒントが書かれていました。

  • 日本は習い事大国
  • ベネッセ2010年調査「第4回 幼児の生活アンケート」より、「6才児76%、1才児17%は習い事をしている」という結果
  • しかしながら「習いごと」は様々であり、早く始めて効果があるものもあれば、中学から始めた方がいいものもある
  • プロを目指すか、趣味や情操教育かで適切な時期も異なる
  • 早く始めること=良いことではない。むしろ悪影響の場合もあるので要注意
  • 効果がない場合、費用や時間が明らかに無駄になるケースは少なくない
  • 子供の向き・不向きも要考慮
  • 本当に子どものためを思うなら「習いごとの5W1H」を明確に
  • who(どんなタイプの子)、when(年齢)、what(何を)、where(どんな教室で)、why(目的は)、how(どうやって、習いごとの経過)
  • 将来、子どもが志望する進路に進む際、高額のお金が必要になる。その時のために、または本当に習いたい物が出来た時のため、貴重な資金とっておくのも手である  (はじめに p2-7よりまとめ)

 

また、ここ、胸にささったのはこれです。

  • 習い事は親子関係を変える怖さがある
  • 親子バトルの原因や、親が子どもを支配する手段にもなり得る
  • 思春期に「ピアノを習いたかったのは私じゃなくてママでしょ!」となる可能性も十分ある
  • 逆に、親が子どもの気持ちを汲み取り、寄り添いながら進めたら、習い事からはたくさんの素敵な副産物が生まれる

「はじめに」だけで長くなってしまいましたが、つまり、「習い事」は良くも悪くも家庭に大きな影響を与える。資金面、時間、親子関係など。よって、必要かという問いには、習い事の5W1Hを考えてみて、効果が高そうであれば、やってみてもいい。しかし、無理にするものでもない。といったところでしょうか。

 

2. 習い事の効果はなに?

さて。1の、習い事は必要不可欠ではないけれど、子どもだけではなく家庭にも大きな影響を与えるものである。という、だいぶ曖昧なまとめをしてしまいました。が、それに関係する言葉がありました。

  • 習い事は、あくまで教育上のオプション(おまけ)
  • オプション(おまけ)をつける意味=子どもの個性や得意なことが見えてくること
  • ただし、あくまでオプションなので、子どもにしんどい思いをさせてまでやらせる必要はない
  • 精神的な負担を与えることは、デメリットでしかない  (p30-31)

ふむふむ。分かりやすいです。ここで、いくつか事例も紹介されています。無理やり続けさせる事、それ自体が虐待になっているケースです。親が頑張りすぎて、親が習いたかった夢を結局子どもに押し付けてしまったケースですね。

せっかく時間とお金をかけて習い事をするのに、結果が虐待だなんて残念すぎます。そんな労力を使うのであれば、最小努力(私:親の)で最大効果が出せるものを選びたいです。

効果とは。つまり、「効果=子どもの個性や得意な事を見出す事」=「夢中で取り組める事を見つける」=「将来の道や進みたい方向性が見える」ことにもつながるでしょうし、その他、夢中で取り組む力、集中力が身についたり、グループでの習い事であれば友達ができる、協調性が身につくなど、様々な効果があるでしょう。

 

さて。ここでもう一度確認です。

習い事は必要不可欠ではないけれど、その子にあうものを選べば、様々な効果が得られる。あうものを選ぶ際には、習い事の5W1Hを参考にすると考えやすい。ということになりました。

 

3.習い事を続けるコツは?

さて。では何かを始めた場合。続けるコツはあるのでしょうか。この点はやっぱり誰しもが気になるところ。第4章でじっくりまとめられていました。

【 第4章:習い事の上手な続け方と、賢いやめさせ方 】

  • 細くてもいい、長く習い事を続けさせよう
  • 習い始めて半年頃が、最大の分岐点
  • 始めてみないことには、わからないポイントがある
  • 続けさせるためには、親の励ましが欠かせない
  • 「習い始めたら一生懸命がんばるはず」と期待しすぎない
  • 「普通ランクの子」の習い事に親が価値を見出す
  • 努力できない子には理由がある
  • 習い事に「行きたくない」とグズったときには

と、4章をじっくりゆっくり読むと様々な疑問が解消されそうです。この中でも、一番心に残った点をまとめてみます。

始めてみないことには、わからないポイントがある

  • 子どもにとっての『好きなこと』は状況とセットの場合が多い
  • お絵かきが好きだからと造形教室に入れても、人見知りして描けないこともある
  • 指示されるのが嫌な場合もある。こればかりは始めないと分からない
  • たとえ好きな習い事を始めたとしても、早すぎる場合もある。その時は、「もう少ししたらまた始めよう」ということでかまわない
    (p125-126)

やっぱり、やってみて合わなければ、無理に続ける必要はないのでしょう。精神的に負担になるよりは、楽しく好きな事ができる方がいいと思います。それで、またタイミングがきたら、やってみる、という気持ちの方が、親も子も気持ちが楽なのではないでしょうか。

 

「普通ランクの子」の習い事に親が価値を見出す

最高ランク(自分から練習するし、レベルも高い)。普通ランク(練習は言われてやる。嫌いではない。でも自分からやろうという程でもない。好きかと言われると、「好き」という)。最後のランク(親子にとって習い事が負担。楽しくない、親子の喧嘩の原因ともなる)。(p128-129よりまとめ)

上の3つのレベルで、最高ランクは極少数派で、最後のランクはお休みかやめるかを検討するとして、やっぱり一番多いのは普通のランクですね。うちもそうですが。で、この普通のランクの子どもが習い事を続ける価値というのは、やはり、習い事をしている時間そのものにありそうです。

  • 親が「このくらいできて当然じゃない?」と思うレベルでも、本人が「好き」と言っているなら習い事が幸せな時間をつくっている証拠
  • 結果を見るのではなく、活動している姿そのもので判断する
  • 親がそれでよいと思わないと、子どもは「うまくいってない」「成功してない」というストレスに苦しむ結果になる
  • 最終的に挫折感を抱いたまま習い事を止めることになりかねない

 

習い事に「行きたくない」とグズったときには

ここ、私が実際にやっていた、やってはいけない事が書かれていました、、、ああ、、、反省、、、。でも、どうしようもなかったんです。

  • 泣いたりぐずったりしたときに避けたいのは、「やりたくないならやめなさい!」と極論に走ること
  • 「あなたが習いたいと言ったのに、何でそんなこと言うの」と責めること
  • その先には子どものマイナスの感情だけが残り、続けて楽しい習い事ではなくなってしまいます
  • できるだけ子どもの心に寄り添って、いい解決を目指したいですね

実際、私は娘(バイオリンしてる)に言いました。

「練習しないならやめればいいじゃん!!」「お母さんの時間返してよ!!」「お母さんだってやる事いっぱいあるんだから!!なんでやりもしないのに練習に付き合わなきゃいけないの!!意味わかんないよ!!」「練習するするいって、結局やらないじゃん!!お母さん暇じゃないんだから!!ムキー!!!!」

だって。ひどかったんです。。。最近は、私自身なんだか落ち着いてきましたが、一方で娘も練習に対してちょっと前向きになってきました。それは、弾けるようになったからのようです。

最近よくわかるのは、前娘が練習に気乗りしなかったのは、弾けない自分が嫌だったからです。理想の自分像があるのに、実際は弾けない。弾きたいけど弾けない。好きだけど弾けない。練習も難しい。でも好き。でも弾けない。。。悶々。。。でもお母さんは間違えると指摘してくるし、好きに弾くと「練習して」と言うし。悶々。

最近は、↓でも書きましたが、練習中はあまり口出ししないで側で見ているだけにするようにしました。そうすると、私も娘も落ちついてきた気がします。

子どもの習い事。注意!!親は先生になってはいけない!!
こんにちは。mosakiです。こどもの習い事について、みなさまどう思いますか? 必要?不要? こどもはまだ分からないから、親が選んで習わせるべき? または、自由に...

 

 

やめたいときには、やめさせてしまっていいの?

  • 親としてある程度まで続けてほしいと思うが、限界地点を見極める賢さも必要
  • 子ども自身が限界を感じてるなら、それ以上無理強いはしない方がよい
  • 「せっかくここまでやったのに」などは絶対言わない。子どもの心に挫折感が残り、中高生になっても「自分は◯◯を続けられなかったダメな人間だ」という意識が残る可能性がある
  • 「またやりたくなったら始めればいいから、言ってね」と親は言ってあげたいもの(p135)
  • 親の期待が大きければ大きいほど子どもを責めがち
  • 「お金が無駄になった」「根性なし」など言うのは的外れな攻撃。習い事をさせたのもお金を払うと決めたのも、親なのだから
  • 最終的には、「ここでやめることになったけど、◯◯が好きになって良かったじゃない」という前向きな解消に持っていく事が必要(p136)

これは、もう何もいうことないですね。はい。その時のために、覚えておきたいです。

 

まだまだ、気になるポイントはたくさんありますが、ここら辺にしておこうと思います。

 

おまけ。私の場合

私はピアノを10年以上習っていました。別にピアニストを目指していたわけでもなく、普通のランクの生徒でした。

ただ、練習は嫌いではなかったし、どうしてもやめたいと思った事もありません。今は単に趣味で好きな時に弾いて、好きな曲だけ弾いてるわけですが、趣味としてはすごくいいと思います。だって、子どもが好きな歌をピアノで弾いていっしょに歌ったりできるからです。まぁ、習ってる時はそんな事想像もしませんでしたけど。

今思えば、私が3才から16才まで、毎日毎日ピアノの練習をして、毎週先生のところに習いにいって、また毎日練習して。という事を飽きもせず、嫌にもならずに10年以上も続ける事ができたのは、やっぱり母親のおかげだったんだな〜と思います。もちろん、経済的支えも必要です(うちは田舎だったので、ピアノの月謝はだいぶ安かったですけどね)。

でも、「嫌にならなかった」「結局のところ、とてもピアノが好きだった」という状態でいられたのは、家庭環境のおかげだと思います。

つまり、うちの親は、「練習に対して何も言わなかった」のです。

3才の時、私が「ピアノを習いたい」と言って習い始めたそうですが(覚えてない)。母親いわく、「あんたはピアノが好きで自分から弾いてたわよ〜」「私は楽譜も読めないしピアノわからないから、そばにいて聞いてただけ」ということでした。

 

でも確かに覚えています。「練習は?」とは言われたかもしれないけど、「ちゃんと練習しなさい!!」何てことは、言われた事ないです。ただ、私が練習してる時は、そばにいて本を読んでいました。1人じゃないんですよね。ちゃんとそばにいる。余計な口出ししない。それで、上手に弾けたら「よく弾けたね」くらい言ってくれてた気がする。

プロを目指す人たちはそうはいかないでしょうが、普通ランクの場合は、これでいいんだと思います。

私は、娘に対してどうなんでしょう。どう考えても、口うるさい母親になっています。。。

 

習い事はオプション。子どもが経験を通して、様々な事を身につける機会。そして親はそれを支える立場。これを忘れないようにしたいです。

 

 

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