子どもの熱性痙攣。予防薬ダイアップは必要?不要?〜経験からの個人考察

      2016/07/17

 

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はじめに

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わが家の坊主は、1歳未満、8か月と9ヶ月の時に熱性けいれんを合計3回起こしました。そのため、熱が出た時はケイレン予防として、「ダイアップ座薬」という薬を使用しています。

でも、ケイレン予防について、他の国では予防していないと言われるし、「ダイアップはジアゼパムといって、向精神薬だから使用すべきでなはい!!」という意見が多々でてきます。

そういうのを見ると、果たしてダイアップの使用は本当に必要なんだろうか??とも思えます。ということで、ちょっと調べてみました。(以下は私の個人的な意見です)

 

こどもの立場から考えて

1回程度の熱性ケイレンでは、予防薬は使用しません。それに、そもそもケイレンの予防薬を使用するのは日本くらいだそうです(これは本で調べました。が、タイトルを忘れました、、残念、、、)。ではなぜ、日本ではダイアップを使用するのか?痙攣で死ぬことはない、とも言われているけども、、、。

 

ということで、いつもお世話になっている小児科の先生に聞いてみました。答えは。

だって、ケイレンって本当に辛いんですよ。ケイレンを経験した子どもに聞くと、ケイレンの時は頭が割れるように痛い。その後もずっと痛い、、、と教えてくれます。そんな痛みや辛さを予防できるのであれば、してあげたいじゃないですか。」

とのことでした。はい、確かに、、。医学的な理由の記載でなくてすみません。医学的理由は今度調べてみようと思いますが、取り敢えず私としては、この答えを聞いて、子どもの辛さ回避のために、予防してあげようと思いました。特に、うちはケイレンを起こす可能性が高いので

 

 

親の立場から考えて

ふと、この部分を忘れていたことに気付きました、、、!!

私は初めてこどもが痙攣した時、なぜか「これが痙攣なのか!!」と驚きながらも、時間を計りながら、左右対称の動きなのか、首の硬直はないのか、今何分たったか、などを気にしながらひたすらケイレンが収まるのをジッと待っていました。

妙に冷静になった自分が不思議でした。が、普通は大切な我が子の異常な姿を見たら、動揺してしまう人が多いです。そりゃそうですよね、だって、白目向いてガクガクしている子どもの姿なんて、パニックものです。呼んでも意識はなく、初めてみたらもうこれだけで死んでしまうのではないかと思う程、恐怖です。

 

つまり、ダイアップは「親がそんな辛そうな子どもの姿を見たくないから」という気持ちからも使用する場合が多い。というのは、ここ最近分かりました。子どもも辛いけども、親も怖いのです。

ということで、親子両者の立場から考えても、保険も効く日本では使用するケースの方が多いというのは、合理的な結果だなー。というのが私の感想です。

 

個人的考えとして

ちなみに、酷い人は20分痙攣する事もあります。痙攣中は酷い頭痛に、呼吸困難、様々な症状が出ます。そんな辛い症状を避けられるのであれば、私は避けてあげたいと思います。

外国で使用してない、という意見もありますが、そもそも保険の問題、技術の問題、医療費の問題、様々な要因が絡み合って、それぞれの国の医療が成り立っています。薬をギリギリまで出さない国もあるし、多くの人が保険に入れないから、国の多くの人が病院を受診をしない場合もあります。また、技術の差により治療内容が全く異なることもあります。

例1)友達はとある国で、娘が中耳炎になった時薬を貰えず、1ヶ月様子見とお医者さんに言われました。で、あまりに痛そうなのでちょうど日本からくる予定の知人に、薬を持って来て貰っていました。

例2)技術の問題としては、日本の歯科技術はピカイチです。A国にいる友人は、その国で歯科治療を受けるなら日本に帰国して受けた方が安いし、技術も信頼できる、と言ってました。実際、その国では日本では治療対象の歯も抜いてしまう対処をするとの事です。

 

日本には日本のやり方があり、ダイアップを使用するしない、というのはちょっとした議論になってますが、私としてはあの苦しい状態を避けられるなら、今は使用してあげようーと思っています。

 

 

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