咳喘息の診断までの経緯。もし自分が咳喘息かも？と思ったら、お医者さんにどう相談するか。
2017/05/30
2015年12月はじめから、咳が止まらない状態が続いていました。もう1月も終わるので、そろそろ2か月です。そして、咳もだいぶ落ち着いてきました。一時期はあまりの咳で胸が筋肉痛になり、呼吸も浅く、深呼吸もできない状態。咳をする度に脇腹に痛みが走り、腰にも響く状態。危うく尿漏れまでしそうに、、、という状態が続いていました。
が、ここ3日前からだいぶ咳が治まってきました。大抵毎年この咳が１年に１回出ますが、大体２～３ヶ月すれば止まります。これまでは、自分で「これは咳喘息ではなかろうか」と勝手に考えていましたが、今年初めて「咳喘息」という診断がおりました。ちょっとその時の様子を振り返ると、、、
診断までの経緯
【始めは風邪疑い】
- マイコプラズマの疑い。胸部レントゲンと血液検査を受ける
- レントゲン異常なし。血液検査異常なし。ＣＲＰも異常なし（体内の炎症度が普通ということ）
- 他のウイルスの疑い。抗生剤「クラリス」を飲んでみる。効果なし。
- つまり、5日経っても咳は軽減されなかった。
- 次。他の抗生剤「ジスロマック」を試してみる。
- これも効果なし。5日経っても咳は軽減されない。
【とりあえず咳を止めなきゃ！】
- とりあえず咳を何とかするために、強力な鎮咳薬「リン酸コデイン」を試す。
- 効きました！飲んで5分後には咳が少しだけになる。
- しかし、2日目から首が痒くなり、3日目には腕と背中、4日目には夜も眠れないくらい全身が痒くなる。
- 結果、「リン酸コデイン」をやめることに。やめたら、1日くらいで痒みもなくなりました。
【さいごにやっと、咳喘息疑い】
- 最後に、喘息発作を止める際によく使う、気管支拡張剤を試してみるようお医者さんから提案を受ける。
- まずは、喘息っ子の娘のを拝借して、自宅でメプチン0.3mgをネブライザーで吸入。
- 咳が軽減される。でも１～２時間くらいで元に戻る。
- でも効いたので、お医者さんに報告し、「メプチンエアー」を処方してもらう。
- 最終的に、「咳喘息」という診断がおりる。
現在の状況
そろそろ今回の咳喘息も２か月近くなるので、だいぶ咳が治まってきました。が、この間どうやって咳を抑えたかというと、
「メプチンエアー」を吸入する。です。
- 1回２プッシュ。１日４回（８プッシュ）までという決まり。
- しかし、メプチンは人によっては動悸やめまいを起こします。
- 私は２プッシュ吸入すると、めまいがしたので、1回1プッシュ。
- １回1プッシュを、１日８回以内でやりくりする。
これで、何とか時を過ごしました。
鎮咳薬もいくつか試してみましたが、私の場合、なくてもいいかなと。アスベリン、メジコンあたり。
まとめ
- はじめは大抵、風邪ですね。といわれます。
- 喘息もそうですが、咳が結構長引いてきてやっと、「これは何かおかしい？」となって、他の病気を考えます。
- そこで、レントゲンや血液検査、吸入、などを試します。
- 決め手は、「気管支拡張剤」が効くかどうか。です。
もし、咳が長引いていて、お医者さんにみせても「風邪」と言われて薬を飲んで。でも結局治らないまま、咳は止まらず苦しいけど、しょうがいないからそのまま治るまで放置している方！そして、２～３か月したら自然に治るから、まぁいいやと思っている方！
次に病院にいったら「咳喘息の可能性はありますか？」と聞いてみてはいかがでしょう。詳しく教えてくれるはずです。「気管支拡張剤を試してみたいんですが。」と相談してみてもいいかもしれません。
私は結局、10年近く放っておきました。毎年苦しいなと思いながら、何しても止まらないし、病院いっても風邪薬貰って結局咳止まらないままなので、病院に行かない時もありました。時間がなかったというのもあります。でも、咳は生活に支障をきたします。無駄に体力も消耗します。私はやっと数週間ぶりにふつうに呼吸ができる、深呼吸もできるようになって、あまりの呼吸の楽さに感動しました！
そうすると、子どもと遊ぶ体力もキープできますしね。自分が元気でいることは、自分だけのためじゃありません。家族のためです。健康第一。みなさまが少しでも苦しい状態から解放されますように！
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