ノロウイルスなどの感染性胃腸炎にかかりました。予防と治療、対策について

      2017/05/30


去年の12月、といっても、先月ですが、感染性胃腸炎に2歳の息子がかかりました。そもそもの始まりは、ちょっとした風邪から喘鳴が止まらくなったので病院に行った時。嘔吐下痢で来院している友達にばったり会って帰宅したら、その日の夜中から嘔吐と下痢が始まりました。え?まさか!?と思ったものの、他に感染源が思い当らず、たぶんそこで感染したのだと思います。

 

症状は以下

  • 水様状の下痢
    始めは固形物もあったものの、食べても吐いてしまうので、そのうち固形物もなんとなーくチラホラコメ粒程度のサイズのものが混じってるかな、、、?程度に。
    また、色はちょっと白がかかった白い茶色になります。大体1週間続きました。

 

  • 前触れのない、突然の嘔吐
    咳をしている訳でもなく、寝ている時に突然ムクッと起き上がり、「オエー!!!」と嘔吐。しかも大量。または、「ママー、ママー!」と追いかけてきたと思ったら、そこで嘔吐。手で受け止める間もありません。「えっ?なに?」と思った瞬間には嘔吐です。これは5日くらい。

 

  • 熱はあまりない
    ウイルスによっては熱が出ますが、今回は全く出ませんでした。

 

  • 食欲はもちろんない。が、小さい子は意外に食べる。そして吐く
    大人と5歳の娘は、まったく食欲がありませんでした。しかし!2歳の息子は食べました。といっても、お菓子とかヨーグルトとか、自分の好きなものだけですが、でも、食べようとしていました。そして!5分後くらいに吐いていました。そして吐いてスッキリした顔をし!お菓子を食べようとしていました。

    小さい子どもの方が、吐き気には強いのかもしれません。

 

 

どうやって家庭内感染したか

さて。いきなり始まった下痢嘔吐の胃腸炎ですが、やはり。旦那と5歳の娘にもうつりました。

 

  • 吐しゃ物の処理
    廊下に大量にばらまかれた吐しゃ物を、旦那が片づけてくれましたが、手袋なし、マスクなし、吐しゃ物に何が入っているか観察しながらの処理。をしたら、一発でうつりました。数時間後には具合が悪くなっていました。

 

  • 兄弟はやっぱりうつる(接触)
    まぁ、これは分かっていましたが、兄弟にはどうしてもうつります。特に小さい子どもは重なり合って寝たりするので、接触は免れません。感染源の子どもも未感染の子どももマスクはしてくれないし。なので、本当に感染させたくないのであれば、マスク、手洗いウガイ、こまめな手指の消毒(手ピカジェルとか)。そして、一緒の部屋に入れないこと。だと思います。まぁ、ウイルス感染者に接触するだけならうつりませんが(現に私は感染しなかった)、リスクは高まります。

 

病院へ行くタイミングと治療法

はじめは咳の症状なので、正直これが単なる軽い風邪なのか、感染性胃腸炎なのか分かりません(まぁ、感染性胃腸炎も風邪ですけどね)。熱なし、咳少々、下痢嘔吐なしの場合なら、私は病院に行かずに様子を見ますが、下痢嘔吐が始まったら早目に行くのがいいと思います。何よりも、脱水が怖いですから。

が、しかし。結局のところ、ウイルスの場合はそのウイルスを体内から排出しないことには完治しません。ので、処方されるのは整腸剤くらいです。今回息子が貰ってきたのは「ミヤBM細粒」でした。吐き気止めは処方される場合もあります。今回息子は嘔吐はちょっと治まったかに見えたので貰いませんでした。下痢が長かったー。。。

 

  • 薬について
    上記のとおり、薬は「ウイルス排出応援」程度です。なので、必要なのは、「苦しんでいる人の体力を如何に落とさないようにするか!」だと思います。

 

  • 飲み物について
    水分摂取。重要です。ポカリは甘すぎるし、OS1を飲むほど脱水でもない。高いし。かといって、お茶だとナトリウムがないので心配。この場合、私がよく使うのは「スポーツ飲料の粉」です。
    ↓こういうの。

    これであれば、自分の好きな濃さにできるので便利です。ドラッグストアだと1袋単位で購入できます。滅多に使わない人は、今回の局面を乗り越えるのに、2袋あれば大丈夫だと思います。

 

  • 食べ物について
    食事はお腹にやさしいもの、消化の良いものを。とよく言われます。柔らかくにたウドンとか、おかゆとか。暖かくて体が冷えないものがいい!とも。でも、今回子供たちはウドンもおかゆも食べられず、「ゼリー」を食べました。数口ですが。

    100%ジュースで作った自家製ゼリー。加糖なし。義母にはこっぴどく怒られましたが、それでも食べられるものを食べたほうがいいと私は思います。もちろん、限度はあります。でもそもそも食べられない状態なので、お菓子モリモリ食べたりアイスがばがば食べる訳じゃない。それなら、少しでも好きなものを食べて精神的にも元気になる方が、完治への近道かもしれません(勝手な持論です)。ちなみに、ちょっと元気になったら、プリンも食べてました。

 

 

感染予防のために

  • 吐しゃ物処理は手袋&マスクをして
    素手で触ってはいけません。すぐうつります。だって、ウイルスは目に見えないですから、どこに飛んでるかもわからないし、どこに付いているかもわかりません。大丈夫と思っても、意外にあなたの手首に付着したかも、、、。
    ちなみに、マスクはこんな感じの箱を買いました。

    なんだ、アマゾンで買った方が送料無料でやすかったじゃん、、、とちょっとショック、、、。
    それはさておき、傷むものじゃないし、どうせこれからちょくちょく使うだろうので、大量買いがおすすめです。

 

  • 除菌スプレーや除菌シートを活用
    とにかく、除菌です。吐しゃ物を処理したら、そこにスプレー。感染者が触った場所もこまめにスプレー。トイレのドアも、シートで拭きます。こんな感じの。ちょっと独特のにおい、、、。でも、友達はミルトンとかハイタ―を希釈して使ってました。それで十分だと思います。

 

  • 除菌ジェルも大活躍
    泡で手洗いは基本ですが、何かするときにはジェルが楽です。いちいち水場に行ってたらきりがありません。子どもいると特に。なので、使えるものは使いましょう。

 

全員が感染した場合

ちなみに、みんな感染してしまった場合。早目に誰かに助けを求めましょう!!

なんとかなるとか、何とかしなきゃ、、、!と言う気合も必要ですが。でも、もし誰か助けてくれそうな人が周りにいるなら、友達でもいいですし、知り合いでもいい。この状況を乗り越えるために、誰かに頼るのも必要です。我慢して悪化して入院とかなったら、それこそ元も子もない。なので、1人で我慢しないこと。助けて欲しい、と声をあげるのも治癒への必要事項だと思います。

 

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