息子が女の子に?と、虹の話

      2015/09/06

さて。最近気になる事ですが、息子1歳が、娘4歳の真似をしたがります。そして、スカートを履きます。頭にお花のピンをつけて喜び、それが外れると(だって、髪短いし、、、)悲しみます。

顔は少年なのに(割りとしっかりした顔なので、男の子ー!って顔です)、心優しくお花が好き。でも車も大好き。私はこれはこれで可愛いから、好きにさせとこ〜。と思っていたのですが、実は周りはそうでないことが発覚しました。

と言っても、私の両親は私と同じく、「あらあらまぁまぁ〜」と言って笑ってくれますが、通りすがりのおばちゃんやお姉さんは気になる様です。

「あら、男の子かと思ったけど、スカートだから女の子ね〜!」
「あら、可愛い女の子ね〜。」
「まぁ、スカートがよく似あってるわ〜。」

私「あ、実は男の子なんです。スカートが好きなもので〜。ほほほ。」

その反応は様々。
「あら!まぁ、この年ならまだいいわね〜。」
「保育園に入る前ならまぁいいんじゃないかしら。」
「最近のお姉系???お母さんどうするの?」
「え、じゃあやっぱりスカートはちょっと、、、」

まぁ、スカートのまま外出してみんなの気を引いてしまった私も迂闊だったかもしれませんが、そんな反応があるとは思っていませんでした。私としては

「本人が自分らしくできるのが一番なので、お姉系が心地いいならそれでいいですよー。私はどんなタイプでも応援しますから(ハート)。」

と答えました。が、やっぱり「あらまぁ、、、、」という反応は結構ありました。この「、、、、。」に多くの含蓄があるのですけどね。ええ。そこはまぁ気づかない振りをしましょう。

では、ここでふと最近の話題を思い出してみましょう。「rainbow」という言葉が今、世間を賑わせていますね。つまり、「虹」です。私としてはオズの魔法使いの「over the rainbow」や、狐の嫁入り(虹をわたってお嫁にいく話)、フックブックローの「虹になりたい」が思い浮かびますが、って、あの、、、フックブックローはみなさまご存知ですか?NHKの10分人形劇です。クインテットやハッチポッチステーションに続く番組です。この中の、「虹になりたい」はいい歌ですよ!!ぜひ調べて聞いてみてください。

話が脱性しました、、、、。いや、歌の話ではなくてですね、最近のrainbowは、LGBTに関するrainbowですね。セクシュアルマイノリティと呼ばれる方々についての活動を代表する、多様性を表すシンボルとして使用されているわけですが、みなさまの周りに、LGBTで思いつく方はいますか?

私は友達にいないから分からない。身近ではないから。という話を結構聞きます。でも、よく考えてみてください。それって、気づいてないだけかもしれません。少なくとも50人に1人はいると言われる(参照:NPO法人LGBTの家族と友人をつなぐ会)人たちに、今まで会ってないとは思えないのです。私には少なくとも2人のゲイの友人がいます。もしかしたら、知らないだけで、もっといるかもしれません。

彼らはとても優しくて、私より気遣いのできる人たちです(私が気遣いできるかはさておき、、、。というか、比較対象にならないですね、、あは)。

つまり、虹に違和感を感じるのは、実は単に慣れてないから、詳しく知らないから、知らない事は怖いし不安だという人間の心理からの違和感かも知れない、ということです。

ということはつまり、1歳息子を私はいつでも応援しているよー!というのは胸を張って言っていいのだ!と言う事ですね。はい。

だって、、、スカート脱がす方が大変なんですもん。。。
泣いて大騒ぎして、不満気に過ごされるよりも、スカートはいてご機嫌に遊んでくれる方が私も楽というもんです。たかがスカート。されどスカート。好きなものを着るのが一番ですね。

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