明日は誕生日会。なのに泣いてる息子。その理由は、、、
11月は、息子の5才の誕生日。そして、明日は幼稚園のお誕生日会。
昨日まで、「後少しで誕生日!あと何回寝たら?ねえねえ!」と嬉しそうに話していた息子ですが。今日寝る時になって、突然、シクシク泣き出しました。
え、なに、どうしたの?お腹痛いの?眠いの?というと、
「ねぇ、ママ、どうしよう明日は幼稚園のお誕生日会だよ。たろう(仮)、なに話せばいいの?どうしよう、、、。シクシク、、、」
そうです。息子の行く幼稚園は、お誕生日会では誕生日の人が、「みんな」の前に立って、
「大きくなったらなにになりたい?」とか
「好きな食べ物はなんですか?」とか
「好きな絵本はなんですか?」という質問に答えるのです。
そして。「みんな」とは、年少〜年長のまさに、幼稚園児全員なのです。園によっては、誕生日の児童の親も一緒にお誕生日会に出席するらしいのですが、うちはその習慣はないので、息子が前に立って困ってる様を見られません。残念、、。
もとい。大変です。5才児。恥ずかしがり屋の息子にとっては人生の一大事。
その緊張から、どうしたら良いか分からず、悲しくなって、突然泣き出してしまったのでした。
しまいには、「ママ、先生に明日の質問なにか聞いて!」→え、もう寝る時間やし!電話番号知らんし!
「ママ、たろうのかわりに言っておいて!」→え?誰になにを?お母さん明日幼稚園行かないよ!
「うっうっ、どうしよう、、、涙涙」
笑っちゃいけません。本人はいたって本気で泣くほど不安なのです。
が、思わずちょっと笑っちゃいました。そして、こんな時はまず!落ち着ける事だと思って。
「大丈夫。たろうは絶対大丈夫。」
「その時思った事を言えば、それが答えだから。」
「分からなかったら、「わかりません」て言えばいいんだよ」
「お母さんはタロウが考えて言った事は、全部好きだよ。」
「だから大丈夫。たろうは絶対大丈夫」エンドレス。
この繰り返しを、頭をなでながらエンドレスで隣でつぶやいてみました。
まるで呪文のように。催眠術のように。
そしたら、意外とすんなり、数分で寝てくれました。
ちびっこって、一生懸命いきてるんですね。手を抜かないで、ちゃんと物事にまっすぐ向き合ってる。
もう5才だと思ってたけど、まだ5才なのか。
何でもできるようになってきたから、大きい子扱いしてたけど、まだ小さいんだし、大切にしないとな。と思ったのでした。