こども喘息失敗談:発作の起きやすい時期〜春もね!!

   

さて。喘息っ子をおもちのみなさま、いかがお過ごしでしょう。
最近、発作の調子はどうですか?

我が家の娘は、今年の4月で小学3年になり、だいぶ喘息も落ち着いてきました。
幼稚園の頃は、毎月1度は発作が起きて、毎月休まない日は1日もないという状態で、年長の何月だったか、初めて1度も休まなかった時は涙ものでした。

そんな娘も、小学生になり、1年の頃はちょくちょく苦しそうな時期があったものの、2年生になるとだいぶ落ち着いてきて順調な日々を送っています。3年になってからは、こんなに体力がついたのか!と思うほど遊んでいます。喘息だというのも、夜の吸入の時以外は思い出しません

ブレーブボードしてみたり(フラフラするけど)、ローラースケートしたり(遅いけど)、鬼ごっこしたり(すぐ捕まってるけど)、弟とサッカーしたり(下手で怒ってるけど)。

そんな順調さが招いた、ちょっとした気の緩み、、、

 

ちょっと復習。喘息治療の3本の柱

さて。喘息になった時に、「治療の柱は3つだ!」というのを知りました。

  1. 環境
  2. 体力
  3. :ステロイドを適度に使用し、発作時には気管支拡張剤をうまく使う。

1の環境は、発作の元になるものをなくす、という事ですね。家の掃除や、ぬいぐるみの廃棄(厳選)、布団やソファの見直しなど。

2の体力は、その名の通り、体づくりです。小学生になったら、小児喘息は落ち着くよ〜とよく言われるのは、つまり、小学生になると体力もついて、気管支も太くなるので、発作が起こりづらくなるわけです(人に寄ります)。

3の薬は、炎症している気管支を落ち着かせるステロイド吸入と、発作時の救世主、気管支拡張剤。そして、体のアレルギー反応を抑えるシングレア(ロイコトリエン〜)。

上記3つのポイントをしっかり抑えて、「発作を起こさない状態で、長期間過ごせるようにする」というのが目標です。詳細は下記をご参照ください

今5才の娘は、毎日寝る前にステロイド(パルミコート)吸入をして、抗アレルギー薬(シングレア)を飲むのが日課です。これは、娘が3才の時に喘息発作&急性気管支炎で入院した時からずっと続けてきました。なので、もう2年以上、毎日ステロイドを吸っていることになります。「ステロイド」と聞くと、やっぱり何人かの人には、「それ大丈夫なの?」「早く止めた方がいいんじゃない??」と言われます。特に、年代の高い方に多いです。ではなぜ、その不安要素になりえる「ステロイド」を使用した治療を、2年以上毎日続けているか、その...

 

でもこれ、↑数年前に書きましたが、だいぶ読みづらいですね、、、。いつかもう一度書き直したいなぁ。

 

忘れたころにやってくる。咳の音

復習おわり。さて、喘息は3つの柱が大切だよ!!とかいいつつも、でも毎日順調に過ごしていると、ちょっと気が緩みますね。

春だし、新しい学年になったし、花粉もだいぶ落ち着いて洗濯物も外に干せるようになって気持ちが良いし。

子どもたちも、暑すぎないちょうど良い気候で、外で仲良く遊んでくれて、なんていい季節。なんて思っていたら。

やってきました。娘の咳。
「コンコン、コンコンコン」

おや?あの咳はどうしたんだろう。「風邪でも引いたの?」「疲れが出たんじゃない」なーんて。
でも、気がつくと、昼間は出ていないのに、夜寝ようして体を横にすると聞こえてくる、咳の音。「コンコンコン

「ママ〜。眠れない〜。枕かして」 ← 枕3つくらい重ねて、頭を高くすると少し楽

 

そう。その、昼間は全く咳もしていないのに、夜寝ようとすると出てくる咳。喘息です。忘れた頃に聞こえてきて、ほんとに忘れてた薬の期限と残りの在庫!空っぽです。むしろ、数日前になくなってるシングレア。

 

シングレアが切れて5日目くらいから怪しくなる

娘は、今はエアロチャンバーを使ってオルベスコ100mgを1日1回、シングレアチュアブルを1日1錠つかっています。が、うっかりすると、薬がなくなっています。オルベスコは60日もつので、30日分もらってくるシングレアが大抵先に切れてます。

すると、この時期は薬が切れて5日目くらいから怪しいです。

春は花粉もありますが、風も結構強いですね。湿度も意外に40%くらい。すると、空気中にほこりやら何やらが飛びまくって、発作も出やすくなります。

秋は代表的な発作が起きやすい季節なので、気をつけよう!と思いますが、春は気分ものんびりしやすくて、うっかり薬もない!!という状態に陥りやすいです(私だけ?)

いつもの薬剤師さんにも「春は発作でやすいですからね〜。よくもちましたね〜。ちゃんと薬飲んでくださいよ。」と言われてしまいました。

 

みなさまはいかがですか?もうすぐ梅雨ですね。発作がでないように、環境作りと体力作りと薬をうまく使って、気をつけていきましょう!

 

※今回の記事はなんだか、あんまり中身がない、、、

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