読む度に発見がたくさんの「ガラゴとバムとケロ」島田ゆか。今日の発見:全ては池の周りにあった
2017/05/30
最近、島田ゆかさんの「ガラゴ」と「バムとケロ」にはまっています。
その細かな設定たるや、毎回読む度に新たな発見があって、何度読んでも面白いです!!そもそもの始まりは娘が川崎病で入院した時に、絵本コーナーに『バムとケロのおかいもの』が置いてあって、そこで初めて読んだのがきっかけでした。
はじめは、この妙な犬と目のでかいカエルに、妙な話だな〜、、、くらいに思っていたのですが。2〜3回読んでいてどんどんこの面白さが分かってきました。読むたびに、バム(犬)とケロ(カエル)の周りで起こっているサイドストーリーを見つけられるのです。
それで、ここではこのシリーズを通しての設定に気づいた話です。あまりに感動したので書きたくなってしまって、、、。結構マニアックなので分かる人にしか分からないかもしれませんが。。
「かばんうりのガラゴ」を読んでいて気づいた点。「うわー!!」と感動したのは!!
- ガラゴがカバンを売って歩いていたのは、実はバムとケロの家のそばであった。
- 「バムとケロのさむいあさ」で、2人がアイススケートをしに行った池。それはバムとケロの家の裏にあるが、ガラゴはその池のそばの道で、カバンを売って歩いていたのであった。
- それを証明するかのように、「かばんうりのガラゴ」の1ページ目には、「バムとケロのさむいあさ」にも出てきたネズミ(mou)の家が描かれている。
- そのネズミの家は木の中にあって、池のそばにあった。
- そのネズミは、「バムとケロのさむいあさ」でヤカンを持って家から出てくるシーンが描かれていた。
- 「かばんうりのガラゴ」では、ガラゴがスイカを食べる場面の背景に、その池が描かれている。
- 池には、三本耳うさぎの「おじぎちゃん」とバムとケロの同居人(犬)である、ミニミニ犬「ヤメピ」が水泳を楽しんでいる。
- ちなみに、空からの鳥瞰図は「バムとケロの空のたび」に描かれていて、バムとケロの家の近くに池がちゃんと描かれている。
と、これだけ読んだら意味が分からないと思いますが、とりあえず「かばんうりのガラゴ」と「バムとケロのさむいあさ」と「バムとケロの空のたび」を読み比べてみてほしいです。
あー、全シリーズ、欲しいなぁー。
ちなみに、『かばんうりのガラゴ』ではケロちゃんの出生の秘密が明かされています。そして、ケロちゃんがいつも使っているクレヨンが、実はガラゴが子犬にもらったクレヨンだってことも発覚!!(って、実は結構多くの人が知ってるかも、、、)