子どもが靴が小さいのに自分で気付かない理由はコレだった!!骨折して初めて知った子どもの骨の不思議。
2022/11/28
はじまりは、息子の骨折だった
2才児と公園で遊んでいた時のこと。5才娘が「ママー!こっちみてー!」と言ったのでふと娘の方に目をやったら、、、
「あーー!!!」という叫び声とともに、2才息子が高い場所から落っこちました。目の前で。私の顔の高さくらいの場所から。落下。
こういう時の一瞬って、短いのに長い、不思議な時間の流れです。
今でも思い出せる、あの瞬間。両手を上にあげて、足から着地、次におしり、背中。頭は打たなかった。でも両足はたぶん骨折。もしかしたら折れた骨による裂傷があるかもしれない。もしかしたら救急車かもしれない。入院かもしれない。とりあえず血が出てないか確認しなきゃ。もし救急車なら公園に自転車おいてくから、あとで取りに来なきゃ。
というのが、一瞬にして頭の中をグルグルと巡り、なぜがどんどん冷静になる自分がいる一方で、目の前で尋常でなく「ぎゃー!!!!」と泣いている息子。
とりあえず裂傷はなくて血は出てない。頭はOK。背中も問題なし。足は?すねは問題なさそう。どこが痛い?足の甲?押したら激痛?そうでもない?え?そうでもないの?じゃあちょっと曲げてみて。曲がるねぇ。あれ?骨折してない?え?もしかして捻挫だけ?それだけで済む衝撃じゃないと思うけど、、、。・・・。ま、いっか。泣き止んだし。じゃ、一旦帰ろう。
という事で、帰宅しました。で、結局後から腫れてきたので病院いったら2本骨折でした。第3、4中足骨骨折(右)。
足の骨がない2才のこども
こんな長い前置きをしといて、で、何なのかというと、実は。今回子どもの足のレントゲンを見て初めて知ったのが。2才くらいの子どもは、足の骨がない!!という事です。
それがこれ↓↓↓
赤丸が付いているところが、今回息子が骨折した場所です。2本折れてました。
それはさておき、大人の骨と比べて、子どもの足は骨が少ないのが分かります。そうです。子どもは体が柔らかいねぇ~。というのは、つまり!骨がないねぇ~。という事なのでした。知らなかったー!!
よって、大人が子どもに「この靴もう小さいんじゃないの?足痛くないの?」と言っても、たいていの場合は「痛くないー。」という答えが返ってきますが、それは確かに痛くないんですねぇ、、、。だって、骨がなくて柔らかいので、基準の靴のサイズより小さくても、足が入ってしまうのです。
なので、子ども自身は靴が小さいのに何となく気付かないため、大人が気づかずそのままにしておくと、子どもの爪が靴が小さいために変形している、、、!!という事がちょくちょく起こります。大人からしたら、「ほら!やっぱり小さかったんじゃん!!早く言ってよねー!!」という事になるのですが、子どもからしたら、骨がないから、多少靴がきつくても足が入っちゃんですね。だから、そんなにキツさを感じていない。ので、よくわからない、、、という面倒な事になるのでした。
私は、1人目の時は多少気を付けていましたが、やっぱりいつの間にか靴が小さくなっていた、、、!という事があります。2人目なんてあんまり気を付けてなく、気づけば爪が変形!!なんて何回もありました(ごめん2才息子、、、)。そんで、もっと早く教えてくれればなぁ、、、と思っていましたが。つまり、足の構造上本人は気づかないのである。という事を2才児が骨折して初めて知ったの
でした。
うーん。無理言ってごめんね。
ついでに、靴を変えるタイミング
で、じゃぁどうすれば靴を変えるタイミングが分かるのかというのは、結局3~4か月に1度のチェック、、、が一番なんだそうです。
※幼児期の足は3か月で5mm程度大きくなるため。下の表参照
アシックスに足のサイズを測るためのPDFがありましたので、必要な方はこちらからどうぞ。
【参考サイト】
子どもの身体と足の特徴(asics)
こどもの足のための知恵(moonstar)